有馬の温泉街を見下ろす高台に佇む御幸荘花結びは、全館に「花」をテーマとした意匠が施された全31室の純和風旅館です。大規模旅館とは一線を画す細やかな配慮と、プライベート空間を重視した動線設計により、国内外の幅広い層からリピートを獲得しています。
この宿が選ばれ続ける最大の理由は、有馬温泉花結び金泉展望大浴場「花宴」「花ごよみ」にあります。有馬温泉街の多くの大浴場が地下や1階などの低層部に位置するのに対し、花結びの大浴場は建物の最上階(7階)に配置されています。赤褐色に濁る含鉄・ナトリウム塩化物強塩温泉「金泉」に身を浸しながら、丹波の山並みや温泉街の湯煙を一望できるパノラマビューは、他宿では容易に得られない圧倒的な開放感をもたらします。
さらに、時代のニーズを先取りした設備投資も特筆すべき点です。プライベートな空間で気兼ねなく湯を味わいたいという要望に応える花結び露天風呂付き客室や、段差を極力排除したユニバーサルデザインの客室をいち早く導入しました。単なる観光旅館の枠を超え、現代の多様な旅のスタイルに対応し続けている点が、安定した高評価の屋台骨となっています。