オッドアイは雑種の白猫にも出現するが、特定の純血種においてその特徴は極めて高く評価され、大切に保存されてきた。その代表格が、トルコ原産の古来種であるターキッシュアンゴラとターキッシュバンだ。
絹のように滑らかな被毛を持つターキッシュアンゴラは、トルコの国宝としてアンカラ動物園で厳格な保護プログラムが組まれてきた歴史を持つ。一方、湖で泳ぐ猫として知られるターキッシュバンも、琥珀色と青のオッドアイを持つ個体が名誉ある象徴として称えられている。
世界最大の猫血統登録機関である国際猫血統登録機関 (TICA)においても、これらの猫種におけるオッドアイはスタンダード(品種基準)として正式に認められている。ブリーダーたちは美しさを追求するだけでなく、近親交配を避けながら遺伝性疾患を排除するための厳格な血統管理を行っており、健全な繁殖プロセスの維持に力を注いでいる。