開明高校を語るうえで最大の注目点となるのが、他の追随を許さない開明高校進学実績急伸の真相です。卒業生約240名規模でありながら、京都大学、大阪大学、神戸大学のいわゆる「京阪神」に毎年コンスタントに多数の合格者を輩出しています。特に開明高校京大合格実績は二桁に迫る年もあり、現役合格率の高さは関西圏の私立共学校の中でも突出しています。
なぜ、塾や予備校に通わずにこれほどの実績を残せるのか。教員への取材や学校説明会の公開情報から浮かび上がるのは、徹底した「完結型学習システム」の存在です。同校では毎日の小テストでつまずきを即座に発見し、放課後の指名補習でその日のうちにリカバリーする体制が日常化しています。さらに、専任教員が常駐する夜間自習室の開放や、長期休暇中の充実した特別講習など、学校のリソースだけで国公立大二次試験に対応できる環境が完全に整備されています。
「部活動と勉強の両立」を建前にして生徒を放置するのではなく、学習習慣の確立を学校側が二人三脚でリードする姿勢こそが、一般家庭からの信頼を集め、難関大学への高い現役進学率を生み出す原動力です。