100円ショップ各社におけるトラベル関連コーナーは、旅行需要の回復とともに売り場面積が大幅に拡充されています。現在、主要3社ではそれぞれアプローチの異なるキャスター保護製品が展開されています。
ダイソーでは、車輪に直接被せる「シリコン製キャスターカバー」が主力商品として定着しています。キャスター1輪ずつに装着するタイプで、複数個入り(4個〜8個入りなどパッケージ仕様による)で展開されており、キャリーケースの車輪直径が約5cm〜6cm前後のダブルキャスターにジャストフィットするよう設計されています。また、従来の布製「キャスター用ソックス」も並行して販売されており、用途に応じた選択肢が用意されています。
セリアでは、デザイン性と手軽さを重視したラインナップが目立ちます。伸縮性に優れたシリコンキャップ型に加え、インテリアにも馴染みやすいモノトーン調のキャスターソックスが手に入ります。セリアは1点110円(税込)の価格帯を厳格に維持しているため、4個入りや2個入りの構成が多く、スーツケース1台分(4輪ダブルキャスターの場合は計8輪)を揃えるには複数パックの購入が必要になる点に注意が必要です。
キャンドゥでは、「キャスターソックス」と呼ばれるニット・ファブリック素材の製品に強みを持っています。靴下のように車輪へ被せるタイプは脱着が容易で、室内に持ち込む直前にサッと履かせられる使い勝手の良さから根強い支持を集めています。
店頭で探す際、これらの製品は主に「トラベルグッズコーナー」(スーツケースベルトやトラベルボトルが並ぶ棚)に陳列されています。ただし店舗の規模やレイアウトによっては、「リペア・靴補修コーナー」や「家具脚カバー・インテリア保護テープ」の付近に置かれているケースも珍しくありません。見当たらない場合は、旅行用品売り場に加えて家具保護用品の棚を確認するのが現場での確実なアプローチです。