国道3号線の混雑プロファイルは、北部エリアと南部エリアで全く異なる顔を見せます。それぞれの特性とピーク時間帯を把握しておくことが、無駄なタイムロスを防ぐ第一歩です。
福岡市北部から新宮町にかけてのエリアでは、朝7:00〜9:00の上り・下り双方、および夕方17:30〜20:00にかけて激しい混雑が発生します。北九州・宗像方面からの通勤車両が合流する香椎バイパスから博多バイパスへの接続部では、車線減少と高架合流が重なり、速度低下が急速に連鎖します。週末になると、新宮町の商業施設群を目指す買い物客により、午前11時頃から16時前後まで下り線を中心に数キロに及ぶノロノロ運転が常態化します。
一方、福岡市南部から太宰府・筑紫野エリアにかけては、九州自動車道・太宰府インターチェンジ(IC)との結節部が最大の難所です。平日の朝夕は、太宰府ICを出入りする長距離大型トラックと、春日・大野城・筑紫野方面からのマイカーが水城交差点周辺で激しく交差します。特に金曜日の夕方や連休前夜には、南バイパス出口を起点とした渋滞が福岡市博多区東光寺付近まで逆流することすら珍しくありません。
SNSやネット掲示板上でも、「太宰府周辺の3号線は一度ハマると完全に缶詰になる」「下原から松島まで抜けるのに信号何十回待たせるのか」といったドライバーの怨嗟の声が絶えません。現場取材班が実際に平日の朝8時に新宮から博多駅方面を走行した際も、わずか15km足らずの区間に所要時間74分を要し、平均時速は12km/h台まで落ち込む過酷な現実が確認されました。