現在、気象庁とアメリカ海軍の合同台風警報センター(JTWC)が発表した最新解析によると、台風は中心気圧を下げながら北北西へと進んでいる。気象庁のメソモデル予測と、合同台風警報センター(JTWC)の独自ジョイントデータを比較すると、進路のブレ幅は徐々に収束しつつあり、本州南岸への接近確率が高まっていることが見て取れる。
特に注視すべきは、暴風域(風速25メートル以上)に達するタイミングとその進路の偏りだ。米軍JTWCのミリタリースペックな観測データは、台風の中心位置を1分平均の最大風速で測定するため、気象庁の10分平均風速値よりも数値が高く表示される特徴がある。両機関のデータを併せて確認することで、暴風域到達予測の精度を高め、上陸可能性のピーク時間帯を特定することが可能となる。今後の海水温の維持状況によっては、直接上陸しない場合でも暴風域が陸地にかかり続ける恐れがあるため、警戒区域の住民は油断ができない。