「洗う」といっても、ゴシゴシと強く擦って身を崩してしまっては台無しです。鰻の旨味を逃さず、雑味だけを取り除く正しい手順を守りましょう。
最も推奨されるのは、40〜50℃程度のぬるま湯を使った方法です。深めのバットや平皿に鰻を置き、上から静かにお湯を回しかけます。皮目のぬめりや身の表面に残った濃い茶色のタレを、指の腹で優しく撫でるようにして洗い流してください。
流水で行う場合は、弱めの水流で身が割れないよう慎重に流します。タレが落ちて鰻本来の焼き色が見えたら、すばやく清潔なキッチンペーパーで包み込み、表面と裏面の水分をしっかり吸い取ります。この「水分をきっちり拭き取る工程」を怠ると、加熱時に水っぽさが残ってしまうため注意してください。