「さすが!」「知らなかった!」「すごい!」「センスいい!」「そうなんだ!」。これらの頭文字を取ったフレーズは、長年モテテクニックの王道として君臨してきた。相手のプライドを刺激し、気分良く喋らせるための潤滑油として機能していたのは事実だ。
しかし、情報過多の現代社会を生きる人々は、こうした「作られた反応」に極めて敏感になっている。特に若い世代の間では、あまりに定型文通りの相槌を打たれると、「話を早く終わらせようとしているのではないか」「中身のない会話をされている」と受け取られかねない。おだてられていると感じた瞬間に、心のシャッターを下ろしてしまう男性も少なくないのだ。