地上で最新トレンドが咲き誇る一方、梅田の真骨頂とも言える地下街でも激しい火花が散っている。阪急梅田駅直下に広がる「新梅田食道街」や、巨大なショッピングアベニュー「ホワイティうめだ」の飲食エリアは、連日怒号のような活気に包まれている。
創業数十年の伝統を誇る老舗豚骨店が醸し出す濃厚なスープの香りと、新進気鋭のネオノスタルジー系中華そば店が放つ出汁の芳醇なアロマが狭い通路で入り混じる。限られたカウンター席で、背広を着たサラリーマンが分刻みのスケジュールを縫って勢いよく麺をすする。効率と歴史、そして圧倒的な回転率が同居する地下空間は、梅田のラーメン文化の強固な底力を象徴している。