くちぱっちの魅力をより深く味わうためには、バンダイが確立してきた公式設定と30年にわたるデザインの進化を知ることが欠かせません。くちぱっちは「ぱっち族」と呼ばれる種族の男の子で、語尾に「〜だっち」をつけて話すのがトレードマークです。
性格は極めてマイペースなのんびり屋。何よりも食べることが大好きで、目の前にごちそうがあると目を輝かせる食いしん坊ですが、実は温泉巡りが趣味で時折ロマンチストな一面を見せるなど、豊かな人間味(たまごっち味)を備えています。
1996年発売の初代『たまごっち』における16×16ドットの白黒ドット絵時代は、どこか不思議でシュールな生物という印象が強かったものの、液晶のカラー化やアニメシリーズ『たまごっち!』の放送を経て、表情のバリエーションが飛躍的に豊かになりました。近年展開されている『Tamagotchi Uni』などの最新ハードウェアでは、滑らかなアニメーションと鮮やかな色彩によって、ふにゃふにゃと動く独特の柔らかさが余すところなく表現されています。