Q1:地球が丸くて自転しているなら、なぜ地面に立っている人間は宇宙へ投げ出されないのですか?
A1:地球の質量が極めて巨大であり、中心へ引っ張る「重力」の力が、自転によって外側へ押し出そうとする「遠心力」よりも圧倒的に強いからです。赤道上で計算しても、遠心力の大きさは重力の約300分の1(約0.3%)程度にすぎず、人間や大気が宇宙空間へ弾き飛ばされることはありません。
Q2:旅客機の窓から外を見ても水平線がまっすぐに見えます。なぜ曲がり具合がわからないのですか?
A2:旅客機が飛行する高度(約1万メートル)から見通せる範囲は、地球全体の直径(約1万2,742km)に比べるとごくわずかな一部分にすぎないためです。人間の視野角(約60度程度)では曲率を視覚的に捉えるのは困難で、地球の丸みをはっきりと肉眼で認識するには、高度約1万5,000m以上の成層圏に達するか、極めて広い視野角を持つ特殊なレンズで観測する必要があります。
Q3:南半球にいる人は、北半球の人から見たら「逆さま」に立っているのに、なぜ落ちないのですか?
A3:宇宙空間には絶対的な「上」や「下」の基準が存在しないからです。地球上のあらゆる場所において、「下」とは地球の中心に向かう重力の方向を指します。南半球にいる人も北半球にいる人も、等しく足元(地球の中心)に向かって引っ張られているため、どこに立っていても常に地面が「下」になります。