こうした衝突を受け、運営側も黙ってはいなかった。ここ数年で「家虎禁止」を明文化するイベントやアーティストが急増している。チケット購入時の注意事項にデカデカと赤字で書かれた禁止事項。違反者は即退場という厳しいペナルティを課す現場も珍しくなくなった。
2026年現在、AIによる音響検知技術を導入し、特定の周波数や音声パターン(まさに「イエッタイガー」の波形)をリアルタイムで検知してスタッフに通報するシステムを試験導入する大規模アリーナも登場している。もはやマナーの問題ではなく、物理的なテクノロジーによって排除される対象になりつつあるのだ。