会場に車を乗り入れられない以上、ドライバーに残された唯一の公式ルートとなるのが「パーク&ライド(P&R)」システムです。これは、夢洲から離れたベイエリアに広大な専用駐車場を確保し、そこから直行シャトルバスで会場西ゲート前の「夢洲第1交通ターミナル」へと来場者を運ぶ仕組みを指します。
設置された中核拠点は主に3箇所。此花区の「舞洲(まいしま)駐車場」、兵庫県側の「尼崎駐車場」、そして大阪南部をカバーする「堺駐車場」です。各拠点は高速道路のインターチェンジに隣接して配置され、市街地の一般道を極力走らせない動線設計が施されています。
利用にあたって最も注意しなければならないのが、「完全事前予約制・前払い制」という鉄則です。当日に現地へ飛び込んでもゲートは開かず、門前払いを食らうことになります。利用登録は公式チケット購入・来場日時予約サイトと連動しており、希望する日程の入場枠を押さえた上で、駐車場の利用枠を確保する二段階の手続きが求められます。報道各社の取材データでも、週末や連休の午前中枠は受付開始直後から激しい争奪戦が繰り広げられたことが記録されています。