木村拓哉さんのデニムスタイルの真骨頂は、スタイリストが用意した衣装にとどまらず、自身が長年かけて育て上げた木村拓哉さんの私物リーバイスを現場に持ち込むこだわりにあります。テレビ番組や雑誌の私服スナップ、自身のSNSなどで姿を見せるデニムの多くは、ヴィンテージ界でもトップピースとされる逸品ばかりです。
特に象徴的なのが、第二次世界大戦時の物資統制下で生産されたリーバイス 501 大戦モデル(S501XX)や、完成された黄金期のシルエットを持つ1947年製の501XXです。ペンキステッチや月桂樹ボタンといった大戦期特有のディテール、深く澄んだインディゴの風合いを、気負うことなくさらりと日常に取り入れるセンスこそが、世界中のデニム愛好家からも一目置かれる理由です。