フリー転身時に多くの人々を驚かせたのが、芸能プロダクション「松竹芸能」への所属という選択だ。フリーアナウンサーの多くがアナウンサー専門プロダクションを選ぶ中で、お笑い芸人やタレントが多数在籍する事務所を選んだことは、アナウンス業界においても非常に異色の試みであった。
この大胆な選択こそが、彼女のタレント性を一気に開花させる契機となる。芸人たちとの絶妙な掛け合いや、笑いの間合いを理解したトーク回しは、従来の女子アナの枠組みを根底から更新した。既存のルールに縛られず、自らの直感に従ってキャリアを切り拓くスタンスが明確に表れた瞬間だった。