現在の彼女を支える大きな柱が、一児の母としての顔だ。かつてのファッショニスタとしてのきらびやかな日常から一転、SNSで発信されるのは、仕事と育児の板挟みに悩む等身大の葛藤である。朝のお弁当作り、急な発熱への対応、そして仕事現場への復帰。そこには、かつての「マリコ様」のツンとした冷たさは微塵もない。
同じように離婚やワンオペ育児に悩む30代、40代の女性たちにとって、彼女の泥臭い日常はリアルな共感の対象となった。完璧なロールモデルではなく、「失敗しても泥を払って立ち上がる」等身大のリーダーとしてのポジションを確立したのだ。