なぜ河本さんの母親は生活保護に頼らざるを得なかったのか。その背景には、長年にわたる過酷な家庭環境と深刻な健康問題が存在していました。
河本準一さんの家族構成は、幼少期に両親が離婚したことで、母親と姉、そして河本さんの3人による母子家庭でした。実家のある岡山県で育った河本さん一家ですが、母親は女手一つで2人の子どもを育てるため昼夜を問わず働き詰めの日々を送っていました。
しかし、無理が祟った母親は重い持病(糖尿病や骨・関節の疾患など)を患い、病気によって働くことが極めて困難な状態に陥ってしまいます。河本さんが若手芸人として下積み生活を送っていた2000年代初頭、自身の月収も数万円程度で仕送りなど到底できない困窮状態にありました。福祉事務所への相談を経て、自立が不可能な母親に対して正式に生活保護の受給が開始されたというのが受給に至った根本的な理由でした。