偽膜性声帯炎と診断された場合、完治までにかかる治療期間はおよそ2週間から4週間(約1ヶ月)が一般的な目安です。
早期に適切な抗真菌薬治療と声の安静を開始できれば、数日から1〜2週間程度で白い偽膜が徐々に剥が脱・消失していきます。しかし、偽膜が取れた直後の声帯粘膜はまだ非常に薄く充血しており、デリケートな状態が続いています。
プロの声優や歌手、アナウンサーなど、声帯を極限まで酷使する職業人の場合、偽膜が消えた後も1〜2週間のリハビリテーション期間(発声調整)を設けるのが通例です。無理な早期復帰は再発を招くため、内視鏡で粘膜の正常化を確認した上で段階的に現場復帰を果たすスケジュールが組まれます。