選挙結果を決定づける大きな要素が、投開票日の出口調査だ。全国数千か所の投票所で実施される聞き取り調査は、データサイエンスと緻密な現場取材の集大成と言える。期日前投票の利用率が急増するなか、サンプリング手法の精度向上により、従来の想定を超える確度の高い情勢把握が可能となった。
出口調査のデータから見えてくるのは、世代間で大きく分かれる政策関心だ。有権者が何を重視して一票を託したのか、その本音は開票直前の段階から可視化される。報道各社は最新の分析モデルを駆使し、当確判定のスピードと正確性を競い合う。