タイツとスパッツを見分ける最も直接的で決定的な基準は、「つま先(足先)まで生地で覆われているかどうか」です。
タイツは、腰からつま先まで下半身全体をすっぽりと包み込む袋状のレッグウェアです。靴下と同じように足先まで一体成型されているため、靴をそのまま履くことができ、冷えやすい足先まで均一に保温できる強みを持っています。製造方法としても、靴下編み機(丸編み機)を用いて筒状に編み立てられるのが一般的です。
対するスパッツは、つま先が開いており、足首丈や膝丈など裾でカットされたボトムスまたはインナーウェアを指します。足先が露出するため、靴下やフットカバーを別途合わせる必要があり、室内外での体温調節や激しい動きに対応しやすい特徴があります。生地も編み物だけでなく、伸縮性のあるジャージー素材を裁断・縫製して作られるケースが多く見られます。
このつま先ありなしの使い分けによって、シューズの相性やコーディネートの組み立て方が大きく変わってきます。