このビジネスチャンスを冷静かつ大胆にグローバル展開へと繋げているのが、日本のコンテンツ産業を牽引する巨人たちだ。数々の伝説的なハードやソフトを生み出してきた任天堂は、名作レトロゲームのIPを現代のハードウェアやクラウド環境へ絶え間なく供給し続け、かつてのゲーマーを逃がさない強固なエコシステムを築き上げた。
また、数多くの名作アニメを世に送り出してきた東映アニメーションも、過去の膨大なライブラリをデジタル化・高画質化して世界市場へ展開すると同時に、海外ファンに向けた体験型イベントやグッズ展開を強力に推し進めている。単なる過去作品の切り売りではなく、新たな価値を付加して再定義する彼らの戦略が、世界中のおとなたちを魅了して離さないのである。