激動の昭和歌謡界において、彼女にまつわる最も有名なエピソードの一つが、皇室との不思議な縁だ。当時、皇太子であられた徳仁親王(現在の天皇陛下)が、彼女の大ファンであることを公言されていたことは有名な話である。
1986年に開催された彼女のリサイタルには、徳仁親王自らが足をお運びになり、客席から温かい拍手を送られた。終演後には、彼女から一輪のピンクのバラが手渡されるという一幕もあり、メディアは大々的にこれを報じた。一人のアイドルが皇室の心をも動かしたこの出来事は、まさに時代を象徴する伝説として歴史に刻まれている。