物価高の救世主か、流通構造の破壊者か?「デイリー ポート」が巻き起こす2026年スーパーマーケット大再編の最前線

物価高の救世主か、流通構造の破壊者か?「デイリー ポート」が巻き起こす2026年スーパーマーケット大再編の最前線

物価高の救世主か、流通構造の破壊者か?「デイリー ポート」が巻き起こす2026年スーパーマーケット大再編の最前線についての疑問解決ガイドをご紹介します。

午前5時、気仙沼や塩釜の漁港。水揚げされたばかりの三陸の魚介類が競りにかけられる現場に、同社のバイヤーの姿があった。中間卸売業者をいくつも経由する従来のルートをバッサリと削ぎ落とし、競り落とした魚をそのまま自社のトラックに積み込む。店舗の売り場に並ぶまで、わずか数時間という驚異的なスピード感だ。

「普通のスーパーなら翌日以降に店頭に並ぶような魚が、ここでは朝のうちに刺身になって並ぶ。しかも値段は半額近い」と、長年通い詰める常連客は声を弾ませる。市場の競り権を自社で保持し、自前の物流網を張り巡らせることで、中間マージンを極限まで削ぎ落とす。鮮度の高さがそのまま価格の安さに直結する構造を作り上げた。

阿部 裕樹
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阿部 裕樹

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。