日本有数の大学集積地である左京区において、若年層や研究者層へのアプローチは自治体運営の重要課題だ。区役所内部には大学との連携窓口が常設されており、学生による地域課題解決プロジェクトや、スタートアップ起業家の行政相談をシームレスにつなぐ役割を果たしている。
特に近年注目を集めているのが、学生ボランティアとタッグを組んだ「デジタル活用相談窓口」だ。スマホ操作に不安を覚える高齢者に対し、若者がマンツーマンでマイナポータルの活用法や防災アプリの設定を指南する。世代間の分断を防ぎ、地域全体のITリテラシーを引き上げる触媒として機能している。