クロスボーダーな仕事が増加する中、欧州のクライアントや同僚と英語・フランス語を交えてやり取りする機会も増えている。文面で「Merci」を使用する際の注意点についても触れておきたい。
フランス語圏のビジネスチャット(SlackやMicrosoft Teamsなど)では、プロジェクトの節目や作業完了時に「Merci !」と添えることが一般的だ。感嘆符(!)を付けることで、素早いレスポンスに対する感謝と明るいトーンを表現できる。ただし、公的な契約やり取りや重大な謝罪・交渉の場では、単なる「Merci」だけでは軽すぎる印象を与えかねない。
フォーマルなビジネスメールにおいては、「Je vous remercie pour votre collaboration(ご協力に感謝いたします)」のように主語と動詞を明記した正式な文章を用いるのがマナーだ。文脈や媒体の距離感を見極め、絵文字や感嘆符の有無をコントロールすることが、信頼関係を築く鍵となる。