1996年にスタートした「日本一周企画」は、もともと「中居正広の友達を作ろう」「中居の多忙なスケジュールを癒やす旅」といった名目で始まったものでした。しかし、その実態は「中居正広を極限まで振り回す怒涛のリアクション旅」。回を追うごとにスケールと過酷さは増していき、最終的に2018年のフィナーレまで全11回にわたって放送される長寿看板コーナーへと成長しました。
歴代の放送を振り返ると、今では再現不可能な数々の名シーンが思い出されます。
特に視聴者の度肝を抜いたのが、SMAPのコンサート会場に岡村がオバQやザ・たっちの姿で乱入したハプニングや、中居の愛車が爆破・破壊されるドッキリ(実際には精巧なダミー車)、さらには真冬の海やウォータースライダーへのダイブ、容赦ない熱湯風呂の餌食になる姿でした。天下のトップアイドルが顔面蒼白になりながらも、芸人顔負けの間とリアクションで笑いに変えていく姿は、視聴者に強烈なインパクトを与えました。
単なる罰ゲームにとどまらず、地元の人々との温かい触れ合いや、移動中のロケバス内で繰り広げられる3人の素朴なトークなど、旅番組としてのエモーショナルな魅力も兼ね備えていたことが、20年以上にわたって愛され続けた最大の要因です。