豊田真由子氏の足跡を振り返る上で欠かせないのが、群を抜いた学歴と官僚としての実績である。東京大学法学部を卒業後、厚生労働省に入省。官界でも屈指の頭脳と評され、その後ハーバード大学大学院へ留学して公衆衛生学の修士号を取得するなど、まさにエリート街道を突き進んだ。
厚生労働省での勤務を経て、政界へと転身。自由民主党の公認を受けて衆議院議員選挙に出馬し、見事に初当選を果たした。政治・行政の最前線で社会保障問題や医療改革に取り組む姿は、党内でも若手有望株として期待を集めていた。当時から一過性の情熱にとどまらない執念深さと徹底した調査能力は同僚議員からも一目置かれており、その生真面目すぎる性格が後の過剰な歪みを生む一因になったと分析する声もある。