では、具体的にどのように奈良を巡るのが理想的なのか。混雑をスマートに回避しつつ、古都の深層に触れるおすすめの旅プランを紹介しよう。
早朝の清々しい空気のなか、まずは二月堂からの絶景を眺めることから旅をスタートしたい。朝日に照らされた奈良盆地を一望した後は、観光客の少ない奈良公園の東側エリアへ。薬師寺や唐招提寺を擁する西ノ京エリアへ足をのばせば、風にそよぐ青々とした竹林と古寺の対話を楽しめる。
午後からは、ならまちの古い町家を改装したカフェで一休みし、夕刻には春日大社の参道へ。灯籠に火が灯る幽玄な時間は、まさに古都奈良ならではの静謐なひとときだ。1泊2日のゆったりとした日程を組むことで、日帰り観光では味わえない古都の夜と朝の静けさを独占できる。