Q1:腰痛が夜間にひどくなるのはなぜですか?がんと関係がありますか?
A1:悪性腫瘍による腰痛では、腫瘍が骨を侵食して炎症物質を持続的に放出し続けるため、日中・夜間を問わず持続的な刺激が生じます。特に夜間は副交感神経の働きで痛みに敏感になりやすく、外的な刺激が減るため痛みが際立ちます。「寝ているのに痛くて目が覚める」という夜間痛は、整形外科においてがんを疑う代表的な赤旗徴候の一つです。
Q2:整形外科でレントゲンを撮り「骨に異常なし」と言われましたが、まだ痛みます。次はどうすればいいですか?
A2:レントゲンは骨の全体的な配列や変形を見るのには適していますが、初期の骨転移や骨髄の病気、内臓のがんは写りません。痛みが2週間以上続く場合や悪化している場合は、医師に「MRI検査を希望する」旨を伝えるか、内科や総合診療科を受診して腹部エコーや造影CTなどの内臓系検査を受けてください。
Q3:膵臓がんによる腰痛とぎっくり腰の痛みの違いは何ですか?
A3:ぎっくり腰は動作時(前かがみになったり立ち上がったりする時)に急激な激痛が走り、安静にしていれば徐々に痛みが和らぎます。一方、膵臓がんによる腰痛は「背中から腰の奥深くを掴まれるような重い鈍痛」が持続し、姿勢を変えても消えません。食欲不振、急激な体重減少、胃のあたりの不快感を伴う点も大きな違いです。