日本のキッチン用品小売業において、確固たる地位を築く株式会社ニトリ。創業者である似鳥昭雄氏が掲げ続ける「お、ねだん以上。」のフィロソフィーは、この土鍋カテゴリーにも色濃く反映されている。
かつて専門店で数千円から1万円近くしたタジン鍋を、誰もが気軽に試せる価格帯へと引き下げた功績は大きい。素地にはしっかりとした厚みを持つ耐熱陶器が採用されており、急激な温度変化にも耐えうるタフさを確保している。
蓄熱性の高い陶器は、火を止めた後もじんわりと余熱で火を通し続ける。食卓にそのまま運べば、アツアツの料理を囲みながら保温効果を長く楽しむことができる。器としてのデザイン性も洗練されており、食器としての美しさと調理器具としての堅牢さを見事に両立させた。