彼の表現者を語る上で外せないのが、類まれなる身体能力と音感である。鋭いステップと軸のブレないダンススタイルは、プロのダンサーからも絶賛されてきた。また、どこまでも伸びやかで透明感のあるハイトーンボイスは、嵐の楽曲のクオリティを根底で支える絶対的な軸であった。
歌とダンスで頂点を極めながら、同時に絵画や立体造形でも専門家を唸らせる才能を発揮する。一つのジャンルに収まりきらないマルチなセンスは、努力だけで到達できる領域を超えている。だが、本人は「天才」と呼ばれることを好まない。寝食を忘れて没頭できる集中力と、好きを突き詰める純粋さこそが、彼の表現力の源泉なのだ。