隠し味は「入れれば入れるほど美味しくなる」ものではありません。加えるタイミングと分量を誤ると、調味料の主張が強すぎてハヤシライスの風味が損なわれてしまいます。4皿分を目安とした投入ステージ別の適量ルールを把握しておきましょう。
【ステージ1:具材の炒め〜煮込み段階】
アルコール分を飛ばして旨味だけを残したい調味料は、この段階で加えます。
・赤ワイン:50〜100ml(肉と玉ねぎを炒めた直後に回し入れ、アルコールをしっかり蒸発させる)
・すりおろしリンゴ:大さじ1(煮込み前の肉に絡める、または水と一緒に投入)
【ステージ2:火を止めてルーを溶かした後の煮込み段階】
熱に強く、スープ全体にじっくり馴染ませたい発酵調味料や苦味系素材はこのタイミングです。
・ウスターソース:大さじ1
・味噌:小さじ1(煮汁で溶いてから加える)
・インスタントコーヒー:小さじ1/2(入れすぎに注意)
・ビターチョコレート:1〜2片(約10g)
・オイスターソース:小さじ1
【ステージ3:火を止める直前の仕上げ段階】
熱に弱く、風味や香りを引き立たせたい素材は最後の一手として加えます。
・バター:10〜15g(余熱で溶かす)
・醤油:小さじ1/2〜1(香りを残すため最後)
・生クリーム:適量(盛り付け後、または火を止めてから回しかける)