ファンミーティングとライブの根本的な違いは、「イベントの主目的がパフォーマンスの提示か、相互コミュニケーションか」という点に集約されます。
一般的な単独ライブ(コンサート)では、セットリストに沿ってノンストップで楽曲が披露され、照明・特効・バックスクリーン映像を駆使した総合芸術が展開されます。MC(トーク)は楽曲間のブレイクや衣装替えの繋ぎとして配置されることが多く、全体の8割以上が歌とダンス、演奏で構成されます。
一方、ファンミーティングの内容は、トークセッション、バラエティ企画(心理テスト、ミニゲーム、イントロクイズなど)、客席を巻き込んだファン参加型企画がメインです。歌唱はオープニング、中盤、アンコールなどに限定され、「持ち歌のフルコーラス歌唱は2〜5曲程度」に留まるケースが珍しくありません。ステージ上の演者も、完璧なプロの表情というよりは、リラックスした「素のリアクション」やメンバー同士のワチャワチャした関係性を前面に出す構成となっています。