しかし、時代の風圧は年々強まりを見せている。放送倫理やコンプライアンス遵守の要請が世界的に高まる中、CS放送業界を取り巻く環境は激変した。かつての「深夜なら何でも許される」という空気は瓦解し、放送局やプラットフォーム側も自主規制の度合いを深めざるを得なくなっている。
特にスカパー!をはじめとする主要なプラットフォーム事業者は、ブランドイメージの維持と法的リスクの回避を最優先課題に掲げている。その結果、過激な演出を売りにした番組やイベントの中継は激減した。アダルトエンターテインメント業界自体も、自らの社会的価値と倫理的な責任のバランスをどのように取るべきか、根本的な再定義を迫られているのが現状だ。