「牛乳がダメなら他のお茶やジュースなら良いのか」という点も注意が必要です。基本的に薬白湯水以外での服用は、何らかの相互作用リスクを伴います。
例えば、グレープフルーツジュースは肝臓や小腸の薬物代謝酵素(CYP3A4)の働きを阻害し、降圧薬(カルシウム拮抗薬)の血中濃度を跳ね上がらせて急激な低血圧を招きます。また、緑茶やコーヒーに含まれるカフェインは精神安定剤の作用を打ち消し、タンニンは貧血治療用の鉄剤の吸収を妨げます。
薬は「約200ml(コップ1杯)の水、またはぬるま湯(白湯)」で服用した状態を基準に臨床試験が行われ、承認されています。水が少なすぎると食道粘膜にカプセルが貼り付いて潰瘍を作る原因にもなるため、十分な量の水で正しく流し込むことが鉄則です。