関門海峡は、歴史的に人やモノが激しく行き交う場所だった。だが、近年はそのポテンシャルを十分に活かしきれていないという指摘もあった。そこで同支店は、福岡を中心とする九州経済のダイナミズムを下関、ひいては山口県全域へと波及させるパイプラインとしての機能を強化している。
福岡で急成長するIT企業やベンチャーキャピタルとのコネクションを活用し、下関の伝統的な産業に新しい風を吹き込む。物理的な距離は近くとも、心理的な壁があった「九州と本州」の境界線を、金融の力で融解させようという試みだ。この動きは、地元のビジネスパーソンからも「新たな商機が生まれる」と歓迎されている。