彼女の才能が国際的に知れ渡る大きな転機となったのが、濱口竜介監督の映画『偶然と想像』だ。第71回ベルリン国際映画祭で審査員グランプリ(銀熊賞)を受賞した本作の第1話で、彼女は恋と執着の間で揺れ動く女性モデルを見事に演じ切り、海外の批評家からも大絶賛を浴びた。
また、インディーズ映画の傑作として語り継がれる『街の上で』における独特の脱力感とリアリティ溢れる会話劇でも、その唯一無二の存在感を見せつけた。さらに世界的なメガヒットを記録したNetflixの実写ドラマシリーズ『幽☆遊☆白書』では、物語の重要人物として圧倒的なスケール感にも負けない確かな演技力を提示。インディーズの至宝から世界的プラットフォームの話題作まで、いかなる規模の作品であっても自身のカラーを強烈に打ち出している。