逮捕後の裁判において、検察側は犯行の残忍性と身勝手極まりない動機を厳しく追及しました。将来ある若手女優の命を理不尽に奪った罪の重さが問われる中、東京地方裁判所で下された判決は懲役刑(有期懲役)でした。
当時の日本の司法判断においては、計画的な連続殺人でない単独の突発的殺人事件に対しては、無期懲役や死刑ではなく長期の有期懲役刑が科される傾向が一般的でした。この量刑に対しては、遺族や熱心なファンから「あまりに軽すぎる」「奪われた命の尊さに見合わない」と強い悲しみと不満の声が上がりました。
加害者の男はその後、刑務所に収監されて刑期を満了し、すでに出所しています。事件から半世紀近くが経過した現在、男の所在や詳しい動向は公にされていませんが、一般社会に身を潜めて生活しているとみられています。