初めて着物で大相撲を観戦しようと考えている女性にとって、最も重要なのは「座りやすさ」と「防寒・防汚対策」だ。溜席や枡席では長時間正座や体育座りのような姿勢をとるため、帯は前結びや小ぶりの結び方を選び、背もたれがなくても疲れない工夫が求められる。
また、足元を保護する替えの足袋や、膝にかける大きめのハンカチやショールを用意しておくと重宝する。土俵近くの溜席では砂が飛んでくることも珍しくないため、高価な訪問着よりも、洗える小紋や紬といった普段使いしやすい着物を選ぶのが失敗しないコツだ。気負わずに和装を楽しむ姿勢こそが、観戦を最高のものにしてくれる。