鬼才・板垣恵介の手によって描かれる強烈な肉体美と独自の武術論。それを30年以上にわたり支え続けてきたのが秋田書店であり、「週刊少年チャンピオン」という揺るぎないプラットフォームだ。本作が提示した格闘アクションの文脈は、現在の漫画・アニメ業界全体に計り知れない影響を与えている。
トーナメント形式のバトルロイヤル、絶対的な強者の存在、そして全体を束ねる狂言回しとしての徳川光成という造形。これらの要素は後続のクリエイターたちにとって大きな規範となった。週刊少年チャンピオンの看板を背負い続ける本作は、まさに業界の金字塔と呼ぶにふさわしい。