正式名称「全日本暴猫連合 なめんなよ」を掲げたこの企画は、単なる可愛らしいペット写真の枠を遥かに超えていた。1980年代の日本社会を席巻した暴走族文化やヤンキー精神をアイロニカルにパロディ化した世界観は、当時のサブカルチャーシーンに強烈なカウンターパンチを食らわせた。
なかでも「死ぬまで有効」「なめられたら無効」と書かれた免許証風カードは、小中学生を中心に爆発的なヒットを記録。街の文房具店や駄菓子屋から商品が一瞬で消え去った。愛くるしい猫と反骨心あふれる不良文化という対極の要素を掛け合わせたシュールな表現は、昭和レトロを代表するアイコンとして、日本ポップカルチャー史の金字塔となっている。