人差し指(2D)と薬指(4D)の長さの比率は、専門用語で「2D:4D比」と呼ばれる。この比率の決定プロセスは、私たちが生まれるはるか前、母親の胎内にいる妊娠初期(約8〜14週目)にまで遡る。この時期に胎児が浴びるテストステロンとエストロゲン(女性ホルモン)のバランスが、指の骨の成長速度を左右するのだ。
テストステロンの受容体は薬指に多く存在するため、このホルモンを多く浴びるほど薬指が急速に発達する。つまり、薬指が人差し指より長いということは、胎内で男性ホルモンの影響を強く受けた証拠なのである。逆に、人差し指が長い、あるいは両方の長さがほぼ同じ場合は、エストロゲンの影響が相対的に強かったことを示唆している。