クラスターカップで好走する血統には、明らかな偏りが見られる。かつてはサウスヴィグラス産駒に代表されるダート短距離の絶対王者が席巻していたが、近年のトレンドはより多様化しつつも、明確な共通点を持っている。
現在、好成績を収めているのは「北米の早仕込みスピード血統」と「持続力型ストームキャット系」の血を引き継ぐ馬たちだ。盛岡の軽いダート馬場(あるいは雨で脚抜きの良くなった馬場)では、一瞬の切れ味よりも、ハイペースをそのまま押し切る「スピードの持続力」が何よりも求められる。血統表の奥深くに眠るダート適性が、真夏の激走を支えている。