今シーズンの表彰台争いを予測する上で、最大の鍵となるのは「GOE(出来栄え点)の取りこぼしを防ぐこと」と「演技構成点(PCS)の安定性」である。特に日本勢が表彰台の中央に立つためには、高難度ジャンプの成功率とプログラム全体の完成度が問われる。
【グランプリシリーズ表彰台予想&勝敗の分岐点】
1. 男子シングル:イリア・マリニンと鍵山優真による一騎打ち。マリニンが4回転アクセルを成功させればTESで一気に抜け出すが、鍵山がジャンプのGOEで加点を稼ぎ、PCSで圧倒すれば逆転のシナリオが十分に成り立つ。
2. 女子シングル:坂本花織を筆頭とする日本勢の優位が予想される。しかし、世界各国の上昇気流に乗る若手勢がトリプルアクセル(3A)や高難度コンビネーションを揃えて追撃しており、ミスひとつで順位が入れ替わる緊張感が漂う。
日本勢の勝敗を分ける最大の鍵は、ショートプログラムでの出遅れを防ぎ、プレッシャーがかかるフリーでいかにミスを最小限に抑えるかだ。一瞬の雑念が氷上のエッジを狂わせる。メンタル面のコントロールこそが、金メダルへの最短距離となる。