AKB48グループの衣装デザインおよびスタイリングを統括してきた茅野しのぶ。彼女の持つ圧倒的な情熱と独創的な視点は、日本のステージ衣装デザインそのものを新たな次元へと引き上げたと言っても過言ではない。
茅野率いるチームが生み出した数々のコスチュームは、制服文化をベースにしながらも、トラッド、パンク、ゴシック、和風といった多彩な要素を自在にミックスさせた。その大胆かつ細やかなアプローチは、従来の「女性アイドルグループ=画一的な制服」という既成概念を鮮やかに打ち破り、日本のエンターテインメント業界全体におけるビジュアル戦略の重要性を再認識させる契機となった。