「野球をやらせたい」という周囲からの期待やプレッシャーは、当然のように存在したはずだ。しかし桑田真澄氏は、子供の選択肢を狭めるような押し付けを一切しなかった。野球という枠組みを超え、音楽やアート、そして美容業界へと興味を広げる息子に対し、常に「自分が情熱を傾けられるものを選びなさい」と背中を押し続けた。
自分自身がプロの世界で極限まで努力を重ねてきたからこそ、ジャンルを問わず一途に打ち込むことの尊さを知っている。一流のアスリート教育論が、形を変えてアートや美の探求へと注ぎ込まれた結果が、今のMattの躍進に繋がっているのは間違いない。