ウェブ上に存在していたページが消えたとき、裏側では何が起きているのか。ネット魚拓サービスの核心は、自動巡回プログラム(クローラー)が指定されたURLのHTMLデータ、画像、CSSを丸ごと取得し、特定のタイムスタンプとともに自社サーバーへ保存する仕組みにある。
閲覧したいページが既に削除されていても、過去に一度でもアーカイブされていれば、まるでタイムマシーンのように当時の姿を完全に読み出すことができる。近年では静的なHTMLだけでなく、動的に変化するスクリプトや複雑なレイアウトも再現できる技術革新が進み、消去された情報の復元率は劇的に向上した。