本田翼さんの名前を一躍お茶の間に浸透させた最大のターニングポイントは、2012年に相次いだ2大プロジェクトへの出演でした。
同年1月より集英社『non-no』の専属モデルとして頭角を現していた彼女は、髪をバッサリと切り落とし、軽快なショートボブスタイルへとイメージチェンジを図ります。このヘアスタイル変更が彼女の持つ透明感と快活な魅力を何倍にも引き立てました。
まず話題を呼んだのが、2012年4月からスタートしたTBS系トーク番組『A-Studio』の4代目アシスタントMCへの抜擢です。司会の笑福亭鶴瓶氏とのテンポの良い掛け合いや、台本に縛られない自然なリアクション、ゲストの話を屈託のない笑顔で聞く姿が「金曜夜の癒やし」として絶賛されました。
さらに同年7月期に放送されたフジテレビ系連続ドラマ『GTO』における神崎麗美(かんざき うるみ)役で、女優としての評価を決定づけます。IQ200を超える天才少女でありながら心に深い孤独を抱える難役を、ミステリアスな眼差しと繊細な表情で見事に演じ切りました。当時SNS上では「原作のイメージそのもの」「あの金髪に近いショートヘアの美少女は誰だ」と大きな反響を呼び、瞬く間に若手女優のトップランカーへと駆け上がったのです。