高価な生クリームをわざわざ買いに行かなくても、冷蔵庫にある牛乳とチーズを組み合わせることで、手軽に上質なコクを再現できます。これが近年、家庭料理の現場で支持を集めているクリームパスタの牛乳・チーズ代用テクニックです。
生クリームなしで仕上げる際のポイントは、「バター」で乳脂肪分を補い、「粉チーズ(パルメザン)」で旨味と粘度を付加する点にあります。フライパンにバター15gを溶かして具材を炒めた後、牛乳150mlとパスタの茹で汁大さじ1〜2、顆粒コンソメ小さじ1/2を加えて弱火で温めます。決して沸騰させず、フチがふつふつとした状態で茹で上がったパスタと水気を切ったほうれん草を投入します。
仕上げの火を止める直前に、粉チーズ大さじ2〜3を一気に加え、素早くフライパンを煽って全体を乳化させます。チーズに含まれるグルタミン酸と油分がソースに溶け込み、ほうれん草クリームパスタを生クリームなしで作ったとは思えないほどのリッチな舌触りが完成します。さらに時短を追求するなら、別茹でせずにフライパン1つでパスタを煮詰めてデンプンを余さずソースに溶かし込むワンパンほうれん草パスタの手法も極めて有効です。