人中短縮の切開手術において、術後経過ブログやリアルな患者の手記で最も多く語られるのが、術後特有の「拘縮期(こうしゅくき)」に関する精神的葛藤です。
術後1週間で抜糸が行われた直後は、腫れと内出血で上唇が厚く腫れ上がり、いわゆる「タラコ唇」のような状態になります。さらに術後2週間から2ヶ月目にかけては、傷口の組織が硬化して修復を図る拘縮期に突入します。この時期は「鼻の下が板のように硬く動かない」「笑っても口角しか上がらず笑顔が不自然」といった状態が続き、多くの患者が「施術が失敗したのではないか」と強い不安に苛まれる実態が伺えます。
医療関係者の臨床データによると、組織の硬さと赤みが落ち着き、唇の可動性が自然に戻るまでには最低でも3ヶ月から半年の期間を要します。また、傷跡が白く平らな線になって目立たなくなるまでの間は、紫外線対策の徹底とコンシーラーを用いた的確なカバーが不可欠です。切開に踏み切る前のシミュレーションとして、鼻下にシェーディングを入れ上唇の山をオーバーに描く「人中短縮メイク」で顔立ちのバランス変化を事前に確認しておく手法も、多くの美容愛好家から支持されています。